ロックショアドリームへの挑戦を始めて間もない2020年晩夏のある日。新規ポイントへの初エントリー、慣れない山道を下り地磯へと降り立つ。
慣れない地磯へのアプローチ
初めてのポイントへのアプローチ方法が分からず、とんでもない場所から相当軟弱な山肌を少しずつ下っていく。どうにか降りることができたものの果たしてこの斜面を登ることができるのだろうか。不安になる。
釣り座までの道中、ロッククライミングで岩にへばりつきながら時はまだ9月。釣りを始める前にすでに汗だくのヘトヘト。それでも初めてのポイントを前にすると期待感で胸が膨らむ。
タックルを準備して初めての海にルアーを投げ込む。使うルアーはダイワのサムライジグスロー。最近はこればかりだ。
時間は朝の9時。朝マヅメというにはもう遅い。それでも海中に潜む魚を期待して投げる。投げる。
そしてその時は突然訪れる
ジグ着底後マックススピードでワンピッチジャーク。中層で根掛かりのようなアタリ。すぐに走り出し魚と分かる。予期せぬ魚信に喜ぶ間もなくとにかく必死でリールを巻く。
上がってきたのは45cmほどのネリゴ。言わずと知れたカンパチの幼魚だ。
釣れた。サイズは小さいが紛れもなくカンパチ。地磯で釣れた初めての青物。
カッコいい。やはりカンパチはカッコいい。
この日釣れた魚はこのネリゴ一匹のみ。次はどんな魚に出会えるか楽しみだ。
タックルデータ
- ロッド:シマノ コルトスナイパーS906MH
- リール:シマノ 19 ヴァンキッシュ C5000XG
- ライン:クレハ(KUREHA) シーガーPE X8 300m2号
- リーダー:VARIVAS(バリバス) リーダー オーシャンレコードショックリーダー ナイロン50LB
釣行時期
2020年9月下旬